円覚寺管長・足立大進老師、
揮毫(きごう)を頼まれると、こう書かれるのだそうです。
老師いわく、「心のアンテナ」だそうです。
* サライ13号 7/5 サライ・インタビュー「円覚寺管長・足立大進」より
「サライに、円覚寺管長・足立大進老師のインタビュー、出とるでぇ」
「Spice of Life 京の街角」 のひろさんが教えてくれました。
このインタビュー、ええわぁ~。 おおきに^^;

禅宗では、年配の僧の多くは紫の法衣を着るのだそうです。
「天皇皇后両陛下の円覚寺行幸の折、意を決して黒染めの衣で通した。
以来、紫衣は全部処分しました」
* サライ13号 7/5 サライ・インタビュー「円覚寺管長・足立大進」より
初心にブレずってことでしょうか。
こういう生き方・・・かっちょええなぁ^^;
そういえば、江戸時代、紫衣事件というのがありました。
家光と沢庵和尚のやりとりは、とても興味深いものでした。
京都的にいえば、ついこの間のこと。
応仁の乱よりは、後のことですから^^;
紫衣事件、興味のある方はどうじょ。
京都シルヴプレ 46 大徳寺 04 法堂 沢庵と家光
http://tollianord.exblog.jp/3589515/

「お茶を飲みながら、相手の話を黙って聴く。
それが最も大切な坊さんの仕事なんですよ。
辛い話題の時は、”困ったね”、
嬉しいことなら”良かったね”と頷く。
殊更に仏法を説く必要なんてないんだよ」
* サライ13号 7/5 サライ・インタビュー「円覚寺管長・足立大進」より

こちらは、足立大進老師の師、前・円覚寺管長、朝比奈宗源老師の言葉です。
煩悩は捨て去れじゃなくて、整理せよ。
そうだ、それでいいんだっていう感じ、
このあたりが、ほどよくジャストフィットするのであります。
次回は円覚寺編、最終回です。
*記事作ってる間に、日付変わっちゃいました^^; アップは、7/4の0:30頃です。