
大徳寺名物といえば、大徳寺納豆。 門前にふたつ、一久さんと磯田さん。 大徳寺納豆は、一休さんがその秘伝を伝えたのだそうです。 いわゆる粘々の水戸納豆とは異なり、独特の塩気と風味のある真っ黒な納豆です。 ご飯・お粥によし、お酒のつまみによし、調味料としてもよし、なのでした。
写真は、大徳寺一久さん。入口左の看板は、江戸時代初期のもので、鎌と椀を組合せて「かまわんわ、入れ」なのだそうです。

*追記10/21:ひろさん(Spice of Life 京の街角/easykyoto.exblog.jp)に教えていただきました。
それは『営業中』と言う意味ですよ(^^) 鎌と椀で、入ってかまわん、つまり営業中と言う意味です。・・・毎度、メルシ^^; 看板のアップを追加しました。
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「宋元の昔中国から禅僧に依って我国に持ち帰られ其の秘法を一休禅師より授りその名も一久と給わりましてより六百余年を経て参りました」
「一久の大徳寺納豆に限りまして分析してもらった結果、ペニシリンの数十倍の効果があるといわれており、殺菌力があるので胃腸の疲れたときに1つ2つ食していただくと、胃も軽くなり後味もよろしいかと思います。」大徳寺一久さんのHPより。
*↑の写真のみNikon E5400

こちらは大徳寺納豆 本家 磯田さん。味や触感は微妙に異なります。
●ところで一休さんのお父はんって誰?
従来説では、後小松天皇のご落胤とされていましたが、最近の研究では足利義満の子ではないかという有力説があるそうです。どちらにしても、すごい血筋、室町セレブですね。 応仁の乱後の文明6年(1474年)に後土御門天皇の勅命により大徳寺の住持(第47代)に任ぜられたものの、自由奔放で奇行が多く、詩・狂歌・書画と風狂の生活を送ったのだそうです。
恥ずかしながら、一休さんって江戸時代の人かと思ってたら、室町時代の人だったんですね~♪知らんかったとです^^;
大徳寺一久
http://www.daitokuji-ikkyu.jp/
大徳寺納豆 本家 磯田
http://www.honke-isoda.com/
【一休宗純】 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%BC%91%E5%AE%97%E7%B4%94
次回は詩仙堂へとまいります。