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東男と京女のトリアーノ家。日常雑記を綴ってます^^;
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京都シルヴプレ 31 あぶり餅 3 かざりやさん (前編)

京都シルヴプレ 31 あぶり餅 3 かざりやさん (前編)_f0038408_3513927.jpg

こちらは、かざりやさんの、離れのお座敷。京都でもめずらしい、水琴窟(すいきんくつ)があります。
ええ音色やな・・・と書きたいとこですが、これを知ったのは、後日のこと。次回行ったら、しっかり聴いてこんとな。



京都シルヴプレ 31 あぶり餅 3 かざりやさん (前編)_f0038408_3521212.jpg

暖簾に松、石畳に障子・・・たまらん^^;



京都シルヴプレ 31 あぶり餅 3 かざりやさん (前編)_f0038408_3523466.jpg

水琴窟も見えるし、一和さんも見えるわ。初秋の心地良い風が流れていきます。

次回も、かざりやさんです。




【水琴窟】(すいきんくつ) 

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%90%B4%E7%AA%9F

・水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生する仕掛けである。

・構造としては底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められており、底は水が溜まるように粘土などで固められている。上には一般的に手水鉢(ちょうずばち)が置かれておりそこから流れ落ちる水が瓶の穴を通して滴り落ちるようになっている。その時の音が瓶の中で反響し琴の音のような音となる。伝統的な水琴窟は茶室前の蹲踞(つくばい)に併設されることが多い。

例:京都 円光寺の水琴窟

・伝統的な構築方法
水琴窟でよい音を出すには瓶など各要素の組み合わせとその調整が必要である。 最も重要なのは、土中に逆さに置かれた瓶である。近年は金属製のものもあるが瓶は米や水溜め用の素焼きの陶器のものが水滴を作るのに最も適しているとされる。深さは30cmから1m、直径は30cmから50cm程度のものを用い底の穴は2cm程度とする。ひびが入っていたりするとよい音はでない。

・水琴窟の断面瓶は地面に掘られた穴に水漏れ防止用の粘土または近年はモルタルで固められた上に伏せられる。古い水琴窟では水が自然に流出するのを待っている方式であったが一定の音色を保てないため、水位を一定に保つ排水用の管を設けるのが一般的となった。瓶の周りや上部は小石で全て覆われ、その上に手水鉢が置かれる。音を聞くための竹筒が設けられている場合もある。

これらの要素、構造は地域や時代により各種のバリエーションがある。通常、瓶は一つであるが2個の場合もあり愛知県日進市の岩崎城公園や群馬県高崎市の創造学園大学などに例がある。


・歴史
水琴窟は最初は洞水門(とうすいもん)と呼ばれており庭園に設置されるものではなく手洗い場の排水設備であったらしい。それが時々いい音を出すことがわかり庭師により改良されるようになった。水琴窟として知られるようになったのは江戸時代中期である。そのころの著名な茶人であり庭園作家でもある小堀遠州の発明品という説もある。江戸後期には一旦廃れ、明治時代再興したものの昭和初期には ほとんど忘れられた存在となった。1959年の東京農業大学の平山教授の報告書では二つの例が報告されていたがほとんど地面に埋もれ修復も困難な状況であった。しかし朝日新聞による1982年の報道が多くの水琴窟の再発見へつながった。このあとのNHKにより取り上げられ再び注目されるようになった。音の出る庭園の装飾物としては他にししおどしもあるが、これに比べ水琴窟は音量が小さく音色もよいことから個人の住宅でも設置される例が少なくない。


・音
水琴窟の音は水琴音と呼ばれる。音はさらに流水音および水滴音の二つに分けることができる。手を洗っているとき大部分の水は小石や瓶の縁をつたって流れ去るがこれが流水音であり、内側の水滴音とハーモニーする。手洗いが終わると流水音は徐々に終わり水滴音のみとなる。

・よくできた水琴窟は瓶の複数の場所から水が滴り落ちるようになっている。素焼きの瓶がよいのは湿気をよく保持し内面のより多くの場所から滴下が始まるからである。音は水滴が水面に落ちたとき発生し瓶の内側で反響、増幅される。音色は瓶の形状や大きさ、さらには底の水の溜まり具合など様々な条件で変化する。

・水琴窟は各所にあるが、ひとつとして同じ音の水琴窟はないといわれる。
by tolliano_papan | 2006-09-29 03:55 | 京都シルヴプレ | Comments(8)
Commented by tmphotosandiego at 2006-09-29 06:56
水琴窟、おもしろいですね。勉強になりました。
響きを楽しむんでしょうね。
うちで水を流すたびにどこかでぽた、ぽたって音がするのとは大違い(漏れとるんかいな)(笑)
和室の装飾にあこがれますね。暖簾や風鈴とか簾とか好きです。
Commented by masa6521 at 2006-09-29 17:45
あの位置に水琴窟があるんやったら、そら、気ぃつきまへんでー^^
暖簾をくぐるやろ。ほんなら、あぶり餅一直線やん。そら、見えまへんわ(笑)
という感じやったんですか^^

↓ ママさん、はじめまして。いつもお世話してます(爆) ちゃう お世話になってます^^;
ちょっと足らんとこありますけど、よろしゅうたのんます(笑)


かざりやさんは離れであぶり餅をいただくんですか?
ゆったり気分ですね。べべちゃんのような小さい子供を連れているときはいいかも^^
実はきのう、ここの位置関係をつかみました。
超ニガテなバスに乗らんとあきまへんのやな。
これは、なかなか行かないかも^^;

Commented by yozora_nagameyou at 2006-09-29 21:24
こんばんは。
暖簾かぁ。Toshiさんの所をみて、良いなぁと思いました。
水琴窟の繊細な音、私も聴いてみたいです。
水の音、嵐のなかの川の激流は恐怖すら感じますが、
小川のせせらぎなどは気持ちが晴れますね。
Commented by dianas at 2006-09-29 23:25
masaさんのおっしゃるように、暖簾くぐったらあぶり餅一直線で、
アツアツを頬張ることに集中して、水琴窟の存在を見逃してしまいますよ。
この場所ではね~。あぶり餅を食べる前に、心を落ち着けて美しい音色に
耳をそばだててみます!
こういうしっとり風情のある場所でいただくと、さらに美味しく感じるでしょうね。
べべちゃんもどっかりとお座布団に腰掛けて、ほっこり^^くつろいでますね~

宿はmasaさんおすすめして頂いた「大山崎」に予約が出来ました!
今からプラン練りまくり^^想像ばかりで楽しんでます。
Commented by tolliano_papan at 2006-09-30 04:03
★toshiさん
おはようございます。水琴窟、優雅な響きですよね~、カン、コン
、キ~ン♪って、ここの聞きそびれちゃったんですけど(爆)
ま、なんちゅうか、立看板あったら、一応注目しとくもんだと思いま
した^^;

>うちで水を流すたびにどこかでぽた、ぽた・・・ひゃ~、漏れてる、
漏れてる~っ。空気が乾燥してるから大丈夫ですね、な訳ないです
ね。和室の装飾、じわ~っと染みますわ~♪
Commented by tolliano_papan at 2006-09-30 04:04
★masaさん
おはようございます。この位置に水琴窟、気ぃつきまへんがな~(爆)
帰り際に撮っておいてよかった^^; 
>ちょっと足らんとこありますけど・・・たぶん私で慣れてると思います(爆)

かざりやさんの場合、隣接の離れも含め、お席の表情が豊かなので
、その点も楽しめますよ~♪バス、そんなこと言わんと、これもまた
楽しいでんがな~♪北大路通りで降りて、大徳寺さん観て、今宮さん
っていうルートも一案かも。大徳寺納豆のお店、ふたつ並んでまっせ^^;
Commented by tolliano_papan at 2006-09-30 04:06
★yozora_nagameyouさん
おはようございます。暖簾の空間演出、繊細さにしびれております^^; 
水の音、yozora_nagameyouさんのようなイメージの展開、私も
好きですよ~♪同じ水でも、雨の雫から海まで、繋がってる感じが嬉
しいです。もし小川のせせらぎがお好みでしたら、京都の上賀茂神社、
下鴨神社、オススメです~、和みます^^;

水琴窟の音色、この記事にリンクした『ウィキペディア(Wikipedia)』
のラストで聴けますよ~、堺市茶室・黄梅庵の水琴窟の音(543KB)。
Commented by tolliano_papan at 2006-09-30 04:08
★dianasさん
おはようございます。へへへ、毎度のことながら、暖簾くぐったら、
眺めのいいお席に陣取ることで、頭がいっぱいになってしまいます^^; 
カン、コン、キーンって、水琴窟の音色、誰も気がつかなかったです(爆)
あぶり餅フリークとしては、それがくやしい~っ^^; 

おぉ、お宿見つかってよかったです~^^; 大山崎、天下分け目の
天王山ですね。プラン練ってる時も楽しいっすね^^;v

それと、↓の返信、「亀山」ではなく「亀岡」でした。ごめんなちゃい!!(汗)
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