
団体さん専用口の隣が、勅使門。奥に方丈が見えます。あっ、お客さん、素通りしたらもったいないっすよ^^;
*追記:英国のエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際、石庭の見学を希望され、この勅使門から入られたそうです。

そうか、ここが石庭の外側かぁ。風情がたっぷり、いい感じです。
中央に、五十七代住職が植えた枝垂れ桜が見えます。太閤秀吉が、方丈前の糸桜に感激、一首残したそうな。これを偲んで、油土塀背後に枝垂れ桜を植えたのだそうです。

旬の彩りも、鮮やかそう。 油土塀、影絵を映す、スクリーンかな・・・字余り、おそまつ^^;

むむ、まるで龍が踊ってるみたいな紅葉。

こちらには、龍安寺垣、ないみたいです。

さらば勅使門、また会う日まで^^;
次回は、石庭の謎です。
【勅使/勅使門】 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
・勅使(ちょくし)とは、天皇が出先機関の儀式に臨席できない場合や、地方の寺社へ参詣する際などに、天皇の使者として赴く者のこと。上皇の使者の場合は院使と称される。
・勅使は天皇の代理としての資格を以って宣旨を伝達することから、勅使を迎える者が、たとえ官位の上で勅使よりも上位であったとしても、天皇への臣礼同様、敬意を払うこととされた。主に鎌倉幕府成立以降、勅使は将軍宣下や勅令の伝達を主として担った。江戸幕府では勅使下向に際し、大名のうちから勅使馳走役を任じ、これを接遇した。
・勅使を受け入れる施設や宿場、寺社には勅使専用の部屋や門を造られ、現在でも勅使の間、勅使門として残されているところがある。