世界遺産・西本願寺の国宝・唐門。
この豪華絢爛な唐門を前に、
ファインダーを覗きながら唸るベベリン選手であった。

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昨年の夏の京都、暑さにめげず、朝は早よから世界遺産を巡るトリアーノ隊。
東寺を拝観した後、西本願寺へと向かいます。
市バスきーへんな、歩こか?
せやな、行こ、行こ。
東寺の前の大宮通を歩き始めたら、市バス2台に追い抜かれちゃったよ。
なんてこったい!
近そうに見えて遠く感じるのはこの猛烈な暑さのせい。
地図を見ながら、大宮通から北小路通に入ります。
あまりにも細い通りゆえ、曲がるとこがワカンナーイ。
北小路通をゆけば、突如りっぱな門構えの建物が現れてきました。
これが西本願寺の大玄関門、そしてその右隣に見えるのが唐門なり。

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これがお西さんの唐門かいな、すごいね。
こんな狭い路地から国宝が見られるなんて、さすが京都だ。

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築地塀が続く北小路通、
あぁ、なんてシュールなんだ!素晴らしい!
あまりの暑さに誰もおらん。ラッキー!
バスに乗ってきたらこのステキな路地に出会えなかったかもよ。
ちなみに、撮影後は日陰にへばりついて前進(笑
堀川通(手前側)の御影堂門(西本願寺の入口)はもうすぐだ。

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境内から唐門を眺めます。
奥が大玄関門、右が書院です。

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誰もおらんぜよ、今だ、シャッターチャンス。
パパとママが唐門の前に立って、
ベベリンに記念写真を撮ってもらいます。
はい、チーズ、カシャ。

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あぁ、ほんま美しいわ、この唐門。

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桃山時代の豪華な装飾彫刻、黒漆塗ベースに極彩色の四脚門。

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牡丹に唐獅子、竹に虎、麒麟に孔雀、植物文様も、
豪華にして密度感もたっぷり、隅々まで見惚れてしまいます。
真ん中の透かし彫りの右の麒麟、
これが麒麟麦酒のロゴの原案だっていう説もあるんだって。

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隅々まで眺めていると、日の暮れるのも忘れてしまうという日暮門。
お西さんの唐門は、キング・オヴ・日暮門だぜ。

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左右両翼の透かし彫りもまた実に見事。
中国の故事にちなんだ図案だろうけど、
解説してくれないとワカンナーイ。

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伏見城の遺構と伝わるこの唐門、
豊国神社と大徳寺の唐門とともに「桃山の三唐門」と呼ばれるそうです。
西本願寺と豊国神社の唐門は、伏見城の遺構、
大徳寺の唐門は、聚楽第の遺構、
全て豊臣秀吉絡みとは、さすが天下人。
この時代素晴らしい文化遺産が多いですね。

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ちゃんとセンターから撮るとは、
よっしゃ、よっしゃ。

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ふ〜、いっぱい撮ったね、おつかれさま。
お茶所で冷たい麦茶でもいただきまひょ。

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この日、ベベリン選手が撮った1枚。
画面の端に、さりげなくカメラを構えたパパが入っているとこがお気に入り。
ありがとよ^^;
ベベリンのカメラはPowerShot G12、光学ファインダーが付いてるってやっぱいいのだ^^;