観蓮会のあとは内苑散策へ。
まだ朝の9時前ゆえ、お馴染みの臨春閣も一部雨戸が閉まったままの姿になっています。
* ヨコ2枚パノラマ.

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内苑への王道、御門をば通ってまいりましょう。
御門(写真:左)は、京都・東山の西方寺にあった薬医門なり。
* 西方寺:同じく京都にある西芳寺(苔寺=世界遺産)とは別のお寺です.
正面が臨春閣の玄関(写真:中)、以前特別公開の時見学しましたが
お庭が見えるじつに繊細で美しい空間です。
さぁ、亭榭(ていしゃ=写真:右)を渡って一気に山の上へ。

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山の一番奥のエリアにあるのがこの月華殿。
京都伏見城内にあった建物だそうです。

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お庭側から月華殿を眺めます。
くー、この感じがグー!

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月華殿の隣に、三渓氏の茶室・金毛窟があります。
その名は京都・大徳寺の山門・金毛閣の高欄の架木を床柱にしていることに由来するのだそうです。
京都・大徳寺 金毛閣はこちら.
● トリアーノ・リーヴ・ドロワット>京都シルヴプレ 45 大徳寺 03 三門(金毛閣)と利休(京都メーター付)
http://tollianord.exblog.jp/3580009/

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眼下に広がる渓谷とともに、
ここがヨコハマだっちゅうことを忘れてしまいそう。

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月華殿を下ると聴秋閣。
三渓園の駒札は、由来の説明とともに間取り図付きなのでわかりやすくていいよね。

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聴秋閣は、徳川家光が京都・二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物です。
二階の火頭窓から、山肌を染めゆく紅葉をまったり眺めてみたいものです。

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内苑の顔、臨春閣に戻ってきました。
おっ、二階の雨戸が開きましたね。
* 左端に写っている亭榭は、現在復原工事中です。
完成は10月末頃の予定だそうです.
* ヨコ4枚パノラマ.

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臨春閣、数寄屋風書院造りの静かな空間に和みますぅ。

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右端の火頭窓のようなところは、なんと二階への階段、
忍者屋敷みたいで面白いっすね。
臨春閣は、紀州徳川家の別荘・巌出御殿(いわでごてん)といわれ、
「暴れん坊将軍」徳川吉宗は幼少期にこの巌出御殿で遊び育ったそうです。

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縁側に差込む朝陽にほっこり。

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臨春閣の書院の脇に、さりげなくこういったものが置かれています。

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パターゴルフでもしたくなっちゃう手入れのいい芝生(笑)
昔から変わらない佇まいってええのぉ。
* ヨコ3枚パノラマ.

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内苑を出て外苑へ。
三渓園の三重塔と同じく京都・旧燈明寺の本堂。
廃寺となったものが三渓園で蘇ります。

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大池に浮かぶ涵花亭と観心橋。
打合せ通りの場所でポーズをとってくれるベベリン選手、ありがとよ♪
* ヨコ2枚パノラマ.
そして本日も結びは、お約束の鯉の餌あげ。
池の畔にある三渓園茶寮でスティック状の麩菓子を買うて、いざ出陣。
隣でも餌あげてるのにこちらにも凄い勢いで群がってきます。
いつみても迫力満点だね。
麩菓子3本あげて大満足のベベリン選手でしたとさ^^;
園内の古建物の説明はこちら.
● 三渓園>園内のご案内
http://www.sankeien.or.jp/guide/index.html