「百聞は一見に如かず」
昨年9月、ドイツ・ケルンで開催されたフォトキナ2012。
その開催前日に発表されたEOS 6D。
2012年に発売されたキヤノンのフルサイズ3兄弟、
1DX、5DⅢに続く第3弾であります。
スペックを見ると、
・AFは菱形11点測距/クロスセンサーは中央1点のみ
・記録メディアはSDのシングルスロット
やーん、なんだかちょっとがっかりのスペックぅ。
ところが実際手にしてみると・・・

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これがなかなかイイのであります。
小型軽量にして剛性感のあるボディ、
手に収まった感じもグー、
防塵防滴構造だし、いいねぇ、これ。

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一見しょぼいと思われたAFも、レスポンスがよくて、
AIサーボAFもくいつきがイイ感じです。
しかもこのAF、中央1点クロスは低輝度限界EV-3に対応!
この点だけは、1DXや5DⅢをも凌ぐEOS最強の性能だったりします。
妙に尖ってんな、このカメラ。
おまけに、EOS初となるWi-Fi(無線LAN)とGPSが内蔵、
バリアングル替わりにスマホでチェックもできるとは、
ううう、ますますイイじゃないか6D。

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幅144.5mmは、EOS 60Dと同じサイズ。
背面を見れば、いつだってバリアングルできるぞっていうレイアウトだよね。
期待していいですか、6Dのバリアングル・バージョン。

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EF24-105/4L ISとスピードライト580EX Ⅱ、
いつものレンズとストロボが大きく見えます。
バッテリーグリップも、角材型から脱却して、
ボディとの一体感、剛性感も申し分ありません。

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これでようやく、ボディ・ストロボ・レンズの防塵防滴セットになりました、ううう。
やっぱ電氣カメラゆえ、防塵防滴だと安心どす。
ちなみに、スピードライト580EX Ⅱは後期型。
初期型の接点問題を対策した先の尖ったスパイク形状の接点ピンになっています。
おかげで発光不良・調光不良はなくてグーざんす。

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この組合せもお気に入り、6DとEF50/1.4。
軽くて持ちやすくてイイ感じです。
「シャッタ―がいい音ね」とは、ハンズオンしたママリンの談。
さすがうっとこの嫁さま、わかってるねぇ。

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5DⅢ同等の高感度性能と画質を備えた6D。
61点高密度レティクルAFなんぞなくても、オレのテクでカバーしてやるぜ!←できねーよ!
SDシングルスロットだけど、CFスロットはオレのハートの中だぜ!←意味わかんナーイ!
新型機は発売後半年位は様子見な私ですが、
今回は珍しく発売後約1ヵ月半でゲットなのでした。
魅力満載の6D、内容も価格もかなり戦略的なモデルっすね。
ところで、撮影は全てPowerShot G12。
ハイブリッドISゆえ低感度でもブレてナーイ、
マクロに強くて、1/1.7型CCDセンサーゆえ元々被写界深度も深く、
バリアングルで構図も楽々、RAW撮りもグーにて、
物撮りコンデジのホームラン王と呼びたい^^;
● トリアーノ・リーヴ・ドロワット>PowerShot G12
http://tollianord.exblog.jp/17099175/